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日本最大級のご当地餃子の祭典「全国餃子まつり in かわさき」が川崎競馬場で9/23、24に開催

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餃子で町おこしに取り組む全国の団体が参加する「全国餃子まつり in かわさき」が9月23、24日に川崎競馬場にて開催されます。全国餃子まつりは2010年に浜松市で初回が開催され今回で7回目。昨年、宇都宮で開催された「2016全国餃子祭りinうつのみや」には2日間合計の来場者数が22万人という、日本最大級の人気餃子イベントです。

今回は主催地の川崎市の「かわさき餃子舗の会」を含む9団体(G9)のブースのほか26店舗がブースを出店し、全国各地の餃子が楽しめます。また、ご当地グルメや物販などのブース出店やステージイベントなども開催されます。

会場は川崎競馬場の芝生広場で、両日とも午前9時30分~午後4時30分に開催されます。入場は無料ですが、餃子を購入するには200円の「餃子パスポート」と代金(1皿300円から)が必要になります。

ご当地餃子で町おこしを行う9団体(通称G9)の紹介

かわさき餃子舗の会

川崎の餃子は、戦後東京の渋谷恋文横丁で人気だった餃子が、昭和28年に川崎に渡ってきたのが始まりです。その頃に餃子を販売する店が増え、味を競い合い美味しい餃子を提供するようになりました。その後、餃子の名店が集まりタレを共同開発し、餃子本来の味を生かす「かわさき餃子みそ」が生まれました。

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仙台あおば餃子国

仙台あおば餃子は仙台名産の仙台ゆき菜を皮と具に練りこんだ、緑鮮やかな餃子です。 仙台の新名物として注目を集めています。緑色の皮のモチモチ触感とゆき菜の濃厚な風味が特徴です。

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ふくしま餃子国

福島餃子は、円盤餃子と呼ばれる焼き餃子です。フライパンに一度に20個から30個を円形に並べて焼き上げ、丸いお皿にひっくり返して円盤型の状態で運ばれてきます。福島の餃子店は手作りの具はもちろん一枚一枚手作業で伸ばした皮に餃子を包む手作りの店が多く古くから福島市民から愛されてきました。全国餃子まつりでは特性の巨大フライパンで円盤餃子を焼き上げるデモンストレーションが見られます。

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宇都宮餃子国

宇都宮の餃子は一説によると戦後、北京や満州などから引揚者が現地で覚えた餃子で商売を始めたことがきっかけで宇都宮市内に広まったとされています。そして、現在、市内には餃子専門店と餃子を扱う料理店が合わせて約300軒ほどあり全国有数の餃子タウンになっています。宇都宮餃子は、キャベツや白菜などの野菜をふんだんに使って毎日食べても飽きないのも特徴の一つです。

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伊那餃子国

信州の大自然に恵まれた土地と水で育った地元伊那産の雑穀アマランサスを使った餃子です。 アマランサスはタンパク質、カルシウム、鉄分といった栄養価が非常に高く”神の雑穀”とも呼ばれています。他にも具材には信州産のものを贅沢に使い、信州みそをベースにした味噌だれにつけて食べる、まさに健康餃子です。

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すそのギョーザ国 

裾野市の特産である「王様の野菜」という意味のモロヘイヤは、古代エジプトのクレオパトラも愛用したとされ、食物繊維、ミネラル、ビタミン、カルシウムなどを豊富に含む栄養価の高い健康食品です。すその水ギョーザは、そのモロヘイヤを皮に練り込み、具材に地元産茶葉成分を入れたもちもちとした食感が特徴のスープで食べる水ギョーザです。スープの中味でいろいろと楽しめ、ヘルシーな食べ物として女性に人気の逸品です。 

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浜松餃子国

大正時代から焼餃子が食べられている浜松。キャベツたっぷりであっさりながらもお肉のコクの有る、いくらでも食べられる餃子です。また、箸休めの茹でモヤシと焼餃子の取り合わせが楽しめるのも浜松餃子ならではです。  

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津ぎょうざ国 

「津ぎょうざ」は、直径15cmの大きな皮で餡を包み、低温の油で揚げてある大きな揚げ餃子です。小学校の栄養士さんが子供たちの栄養を考えて学校給食のメニューとして考案されました。1985年ごろから学校給食として提供され、今も子供たちに大人気のメニューの1つです。

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八幡ぎょうざ協和国

日本の近代化を支えた鉄の都八幡は「鉄なべぎょうざ」発祥の地でもあります。官営八幡製鐵所で働く製鉄マンは肉体疲労が激しく、安くてスタミナが付く餃子を好んだことから広まりました。北九州の食卓には欠かせない柚子胡椒との相性も抜群です。

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開催概要

  • 開催日:2017年9月23日(土)~9月24日(日)
    ※荒天中止
  • 開催時間:両日とも午前9時30分から午後4時30分
  • 開催場所:川崎競馬場 芝生広場
  • 参加費用:無料 
    ※餃子を購入する場合は、餃子パスポート(200円)が必要
  • 主催者:2017全国餃子サミット&全国餃子まつりinかわさき実行委員会
  • 公式HP:川崎は餃子が熱い! | 全国餃子まつり in かわさき