東京餃子通信編集長の塚田です。
2月23日(土)17時から放送された「BSフジ『極皿~食の因数分解』」に、紹介店の選定と餃子の歴史についてのコメントで少しだけ出演させてもらいました。
「BSフジ『極皿~食の因数分解』」は、毎回一つの食をテーマに科学、歴史、実験、作法など様々な側面から分析、解剖する新たな形でのグルメへのアプローチする番組です。
これまで「ハンバーグ」、「おでん」といった人気メニューに深く切り込んで来ましたが、2月23日(土)17時から放送された第3回のテーマは餃子でした。
番組では、声優・橘田いずみさんと漫画家・おおひなたごうさんが、餃子の食べ方やタレについての徹底討論や、日本の焼き餃子の歴史の解明、冷凍餃子の技術進化の解説など大変濃い内容でした。
番組の中では、私ががす推薦したこだわりの餃子店3店舗を含む6店舗の餃子店が登場しました。
本日はあらためて番組に登場した餃子店を紹介したいと思います。
おけ以(飯田橋)
飯田橋駅からすぐの老舗餃子店「おけ以」。番組では、餃子の焼き方、特に水の使い方や餡の包み方について事細かに解説を行っていました。
水溶き小麦粉で先に煮込んでから焼き上げるという「おけ以」独特の焼き方によって生まれる美しい羽根が特徴。皮も手延皮なのでモチモチした食感と焼面のカリッとした食感の両方が同時に楽しめます。焼き目はムラがなく常に完璧な状態で出てくるので、その美しさに感動すること間違いありません。
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カリッとモチッとジュワーな飯田橋おけ以の焼き餃子
珉珉(赤坂)
日本の焼き餃子の歴史を語る上で外せないのが赤坂の「珉珉」。戦後に渋谷で焼き餃子を始めたとされる「有楽(後に「珉珉羊肉館」に改名)」からの、数少ない直系の暖簾分け店です。現在では、お酢と胡椒のつけダレで食べる焼き餃子で非常に高い人気を博しています。
ジューシーな焼き餃子の他にも、当店オリジナルの味噌餃子やニンニクたっぷりのドラゴンチャーハンなど、名物メニューが盛りだくさんです。
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珉珉(みんみん)といえば赤坂
4年に一度のニンニク(2.29)の日を記念して
你好(蒲田)
橘田いずみさんとおおひなたごうさんの徹底討論の会場になったのが蒲田の元祖羽付き餃子店「你好」。羽付き餃子の生みの親でもある店主の八木功氏も登場されました。
你好の焼き餃子の特徴は何と言っても美しい羽根。ジューシーな餡を手延皮で包み、カリッとした羽根で食感のコントラストを演出しています。番組では変わりダレを試すための餃子として使われていましたが、非常にしっかりと味付けされた餃子なので何も付けなくても美味しいですよ。
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蒲田餃子御三家食べ歩きツアーその1(你好)
蒲田のスーパースター八木功さん
你好 (ニイハオ) 蒲田南口店の揚げ餃子
ムロ(高田馬場)
東京餃子通信の推薦店の一つとして選ばせてもらったのが高田馬場の「ムロ」。こちらは注文が入ってから皮を伸ばし始めるというのがこだわり。カウンターの目の前で餃子職人の技が見られるという、エンターテイメント性の高い餃子店です。
餃子の種類も多く、チーズやニンニクなど、ベース餡にトッピングを追加した変わり種の餃子た楽しめるのも特徴です。
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これぞ、きたな美味い店!高田馬場の「餃子荘ムロ」
泰興楼(八重洲)
東京餃子通信のからヒダの美しい餃子店として推薦させてもらったのが東京八重洲の「泰興楼」。戦後まもなく開店した当店は、お客さんのお腹をいっぱいにしてあげたいという思いから、長さ12cmのジャンボ餃子の販売に至りました。大きな餃子に均一に細かくつけられたヒダの美しさはまさに芸術品レベル。
当店オリジナルの調味料C八醤をつけて食べるのがオススメです。
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泰興楼八重洲本店の餃子は大きくて美味い
泰興楼 自由ヶ丘店のジャンボ餃子
PAIRON(飯田橋)
ヒダに注目してもう一店選出したのが飯田橋の「PAIRON」。こちらは全くヒダのない餃子。厚手の手延べ皮の中にシナモンで香り付けした豚肉餡がたっぷり包まれています。モチモチ皮の中から熱々の肉汁がビュッと飛び出すので食べる時には気を付けましょう。白龍餃子以外にも、ニラがたっぷり使われた青龍餃子や、ニンニクがまるごと入った黒龍餃子などアイデア溢れる餃子が多数あります。
今回紹介した他の老舗店とは異なり創業5年程度とまだまだ新しいお店ですが、メディアからの注目度も非常に高いお店です。
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飯田橋の白龍(パイロン)でこだわりのひだ無し餃子を見つけた
飯田橋白龍は餃子愛であふれてる
フォーリンデブのハッシーさんと飯田橋のPAIRONで餃子三昧